予防医療|港南グラン動物病院|港南中央駅の動物病院

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予防医療

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動物たちの健康を守るためには、「予防」と「検診」がとても大切です。狂犬病予防など法律で定められているものはもちろん、ワクチン接種によって危険な伝染病から守ってあげることができます。感染ルートになりやすいノミやダニがつかないように予防することも大切です。
また、年齢に応じた検査項目を取り入れた検診は、病気の早期発見に重要な役割を果たします。予防医療、とくにワクチンに関しては種類も多くお悩みになる方も多いのでまずご相談ください。

予防接種スケジュール

混合ワクチンについて

混合ワクチンとは、犬同士、猫同士でうつる伝染病のうち、ワクチンで予防可能な疾患を1本のお注射でまとめて予防するためのワクチンです。

ワクチン接種で予防可能な感染症(犬の場合)

  • 犬ジステンパー
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬伝染性肝炎(アデノウイルス1型感染症)
  • 犬伝染性咽頭気管炎(アデノウイルス2型感染症)
  • 犬パラインフルエンザ感染症
  • 犬コロナウイルス感染症(人の新型コロナウィルス感染症と異なります)
  • 犬レプトスピラ症

ワクチン接種で予防可能な感染症(猫の場合)

  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫汎白血球減少症
  • 猫白血球ウイルス感染症
  • 猫クラミジア感染症

接種時期

ワクチンはできる限り、健康な状態の時に受けさせることがベストです。また、犬の場合は狂犬病ワクチンと混合ワクチンを同時に接種することは避けていただき、最短でも1~4週間ほど間をあけるのが良いとされています。(狂犬病と混合ワクチンの接種の順番により投与間隔が異なります)

狂犬病ワクチンについて

厚生労働省が定める狂犬病予防法により、年1回のワクチン接種が義務付けられています。犬は飼い始めてから30日以内に登録する義務があるので、それまでに最初の狂犬病ワクチン接種を済ませておくことをおすすめいたします。
狂犬病ワクチンはなぜ接種が義務付けられているのか?それは狂犬病を発症した場合の致死率がほぼ100%の恐ろしい病気だからです。さらに、人間も感染・発症します。そんな恐ろしい病気にかからないようにするためにも、狂犬病のワクチンは必ず摂取→接種しましょう。

接種のタイミング

上記にも記載しましたが、日本では3〜4ヶ月齢で最初のワクチン接種後、年1回の追加接種が義務付けられています。混合ワクチン接種と合わせて、まずはご相談ください。

ノミ・マダニ予防

背中の毛をかき分けてみて、黒い粒がついていればそれはノミの糞かもしれません。
ノミは小さい上に素早いので、なかなか姿を見ることはできません。ノミを室内に持ち込むと畳やカーペットで驚くほど増えてしまいます。さらには人にも感染します。完全に駆除するには、かなりの時間と労力が必要になります。したがって、確実な予防が重要です。
当院では背中に滴下するスポットタイプとおやつタイプの飲み薬もご用意しております。効果持続期間は、季節や状況により変わってきますので相談の上でそれぞれに一番合う方法を提案させていただきます。

フィラリア予防

フィラリア症は蚊の吸血により感染します。
感染時は目に見えないほどの小さな虫ですが、数ヶ月で15cm以上のそうめんのような成虫になり、心臓内に寄生します。成虫になると生命にかかわるような様々な症状が出て、治療は命がけになります。
ペットは蚊に刺されても教えてくれません。決められた期間にしっかり毎月1回予防薬を使うことが重要です。
薬を飲むのが苦手なペットのために、おやつタイプや背中に塗るタイプのフィラリア予防薬も準備しております。また、1回の注射で1年間予防効果が続く注射薬もあります。詳しくはご相談ください。
フィラリア症の予防薬の処方は原則的に血液検査を実施し、フィラリア感染が認められないことを確認してからの処方になります。万が一、感染していた場合、薬を使うことで血液中のフィラリア虫体を死滅させ、それが肺血管などに詰まることで命を落としてしまう危険性があるためです。